ファームハウスわっくん2020年7月16日読了時間: 1分7月:梅干つくりおにぎり山ふもとの畑日記(29) ジトジトとした雨の合間をねらって、梅を収穫。初の梅干しつくりに挑戦。 本を見ながら、梅のあくを抜き、焼酎で消毒し、塩をまぶして、カメのなかにつけ込む。重しをして、雑菌が入らないよう、紙で2重におおって、ひもで縛る。...
ファームハウスわっくん2020年6月30日読了時間: 1分6月:ニンニクの収穫おにぎり山ふもとの畑日記(28) 6月中旬に、ニンニクを収穫した。ざっと数えたら、約千個もあった。料理用に100個、実家に200個。あとは、黒ニンニクにして食べ、残りは人にあげてしまおうか。 下旬に、ブルーベリーの周りに、鳥よけのネットを張った。早めにしないと、鳥にほとんど...
ファームハウスわっくん2020年6月15日読了時間: 1分6月:草むしりおにぎり山ふもとの畑日記(27) 6月のはじめに、玉ねぎの収穫をした。その後、にわかに気温が上がり、いつのまにか夏草が増え、草むしに励む日々。早起きをして、朝食をすませると、果樹園からむしりはじめる。敷地を一回りすると、まるでサウナ風呂から出てきたかのよう。シャワーを浴びて...
ファームハウスわっくん2020年5月31日読了時間: 1分ジャガイモの土寄せおにぎり山ふもとの畑日記(26) 日照りがつづいている。畑の土も乾燥して、ゴチゴチに。まず、耕運機をかけて、土を砕いてから、寄せの作業をする。 マメトラのエンジンをかけると、その音につられて、なぜか小鳥があつまってくる。掘り返された土の表面に、美味しいものがあるよう。舞い降...
ファームハウスわっくん2020年5月17日読了時間: 1分5月:イチゴの季節おにぎり山ふもとの畑日記(25) イチゴの収穫が始まった。小さな粒がたくさんぶら下がっている。まだ、それほど色づいていないけれど、待ちきれない。 表面のプチプチが、ゴリゴリと、ゴマのような食感。畑での糖分補給にもぴったり・・・ ...
ファームハウスわっくん2020年5月10日読了時間: 1分5月:ノビルものびるおにぎり山ふもとの畑日記(24) 敷地に生えているノビルを採った。収穫というよりは、雑草駆除だ。放っておくと、どんどん増える。 ノビルという名は、名作漫画、ドラえもんの、主人公を思いださせる、のどかな響き。だが、こちらは、滅多なことではへこたれない。 ...
ファームハウスわっくん2020年5月4日読了時間: 1分5月:発芽の季節おにぎり山ふもとの畑日記(23) 4月にまいておいた野菜の種が発芽し、どんどん成長している。ほうれん草、サンチュ、ミツバ、コリアンダー・・・。野菜のタネは、みな小さくたよりない。芽が出てようやく一安心。 タネの袋の説明書きには、「2、3センチおきに5粒程度」、などと書か...
ファームハウスわっくん2020年4月24日読了時間: 1分4月:春の山菜おにぎり山ふもとの畑日記(24) アケビの芽を食べようと、庭に行ったら、もう花が咲いていた。見るのは久しぶり。芽は湯通しして、生卵とまぜて食べる。すき焼きでもあれば・・・・。 ふきもワラビも食べ頃。ところが、同じ場所に植えておいた、コゴミが見当たらない。どうやら、生...
ファームハウスわっくん2020年4月18日読了時間: 1分4月:復活スティックセニヨールおにぎり山ふもとの畑日記(23) 昨年の秋、収穫を終えたあと、放っておいた、スティックブロッコリーの苗が、元気を回復して、小さなつぼみをつけはじめた。食事に添えると、すこしだけ、はなやかに。 商品名は〈スティックセニョール〉。この名前をきくと、いつも、長島茂雄を思い出す...
ファームハウスわっくん2020年4月18日読了時間: 1分4月:味噌つくりおにぎり山ふもとの畑日記(22) すこし前に、味噌造りを、手伝わせてもらった。ウィルスも、まだそれほど蔓延していない頃だったけれど、ほとんど吹きさらしの場所で、マスクをして、ラテックスの手袋をし、帽子をかぶり、アルコール消毒をおこない、距離をとり・・・病院のよう。 ...
ファームハウスわっくん2020年4月14日読了時間: 1分4月:春の祭事おにぎり山ふもとの畑日記(21) 先週の日曜日は、この地域に、古くからあるという、お祭りの日。毘沙門天、愛宕神社、明白稲荷大明神、養蚕守護神の祭事、法要と、神様も仏様も盛りだくさん。これだけそろえば、不信心者の私にも、少しは、御利益(ごりやく)があるかもしれない。...
ファームハウスわっくん2020年4月10日読了時間: 1分4月:つくしとうこぎを食べるおにぎり山ふもとの畑日記(20) 庭に生えてきた、つくしを、おひたしにして食べた。すこしだけ、甘酢のような香りがする。ずきの風味を、500倍くらいに薄めたような印象? あまり味もなく、下処理に手間がかかるので、何度も食べる人は、すくないと思う。子どもの頃の、想い出を味わう。...
ファームハウスわっくん2020年4月6日読了時間: 1分4月:イチゴの代替わりおにぎり山ふもとの畑日記(19) イチゴの苗を植えた。数年前にホームセンターで買った苗から、毎年、新しい苗をつくって、育てている。それを、一期一会と呼ぶかどうかは、わからない。 初夏に収穫した後、苗をそのまま、ほっておくと、10月頃に、触手のような、長い枝がのびる。高校...
ファームハウスわっくん2020年3月29日読了時間: 1分3月:古木につもる雪おにぎり山ふもとの畑日記(18) また、雪。しかも、今年一番の積雪。古くからある庭木の枝も、雪の重みで、折れてしまいそう。 かつては、幹が根もとから二股に分かれ、どこかのお寺にでもありそうな、立派な枝ぶりをしていたが、3年くらい前に、片方の幹が枯れてしまった。今回の降雪で、...
ファームハウスわっくん2020年3月25日読了時間: 1分3月:名残惜しくない雪おにぎり山ふもとの畑日記(17) きのう、また、雪がふった。早朝は粉雪。裏山は水墨画の風情。朝食の頃には、ぼた雪となり、庭木はとけかけのソフトクリームのよう。お昼すぎには、細雪となり、地面につもっていた雪も、消えていった。 ...
ファームハウスわっくん2020年3月23日読了時間: 1分3月:白線ながし・・・おにぎり山ふもとの畑日記(16) 畑に石灰をまいた。白い粉を手でつかみ、左右に振るようにまく。画家ミレーの作品「種まく人」のよう。 石灰はホームセンターで、一袋20キロで売っている。手に持つと、ずっしり重い。20キロといえば、私が幼稚園に入ったころの体重。油断すると、腰をい...
ファームハウスわっくん2020年3月17日読了時間: 1分3月:春の雪おにぎり山ふもとの畑日記(15) 3月も中ごろとなり、梅の花が咲きはじめた。もはや、間違いなく、春、と思っていたら、寒さがぶりかえした。朝から、荒れ模様の天気。みぞれ交じりの雪が、農機具小屋の外壁をたたく。 風神も、今頃になって、雲のうえを駆けまわっているよう。できれば、春...
ファームハウスわっくん2020年3月14日読了時間: 1分3月:庭のこけおにぎり山ふもとの畑日記(14) 今年の冬は、こけにとって、快適な環境だったよう。家のあちこちに、みつかる。ていねいに、地面からはがすと、布の端切れのようになる。それを、庭のすみに、パッチワークのようにはりつけてみた。パステル調の緑色がきれい。...
ファームハウスわっくん2020年3月7日読了時間: 1分3月:好敵手は草おにぎり山ふもとの畑日記(13) 草との競争の季節が、また、はじまる。草は、なにもしなくても、生えてくる。肥料もいらない。強敵だ。年々、気温がたかくなっているせいか、種類がふえているような気がする。 それでも、ここ2、3年は、かなり善戦している。梅雨明けまでが、勝負だとおも...
ファームハウスわっくん2020年3月3日読了時間: 1分3月:果樹がいっぱいおにぎり山ふもとの畑日記(12) 引っ越してきてから、たくさんの果樹を植えた。「あんなにいっぱい植えて大丈夫、大変だよ~」などという言葉を、いただいたりもした。あれから、9年ちかい年月が過ぎ、ようやくその言葉の意味が分かってきた。...